お世話になりますANOKでございます。
東京や神奈川、横浜市などで活動している我々「ANOK」では、「ゴミ屋敷片付け」や「生前整理」、「残置物撤去」、「不用品買取り」といったサービスを提供しています。
近年ゴミ屋敷の片付け依頼がとても増えています。
今回はゴミ屋敷の問題点をいくつか挙げていきたいと思います。
ゴミ屋敷の定義
まずはゴミ屋敷の定義ですが、「敷地内外に大量のゴミや物品を溜め込み、害虫や悪臭の発生、通行障害、火災の危険性が高く近隣住民に大きな影響を及ぼす住居」です。
簡単に言えば、「管理ができていない住居」ということですね。
ゴミ屋敷で育った人や掃除が極端に苦手な人、精神的な問題により掃除ができない人などが住人となるケースが多いようです。
環境省が行った全国調査では、5年間で5,200件余りものゴミ屋敷が存在していたそうです。
しかし、これはあくまでも環境省の調査であり、実際には予備軍を含めると数万件が存在しているはずです。
各地方自治体がゴミ屋敷に対する条例を制定しているにもかかわらず、現状はなかなかその件数が減少していないのです。
ゴミ屋敷の問題点
それでは、ゴミ屋敷がどのような問題を引き起こしてしまうのか、具体的に挙げていきましょう。
①住民の健康被害
ゴミ屋敷に住んでいる住民(もしくはその影響を受けてしまっている近隣住民)は、健康被害を受ける可能性があります。
必然的に細菌やウイルスなどが多いため、感染症を発症する可能性が高まります。
咳や鼻水だけで済めばまだマシな方で、重度の感染症にかかる危険性もあるのです。
特に喘息になる可能性が非常に高まります。
これはゴミ屋敷の空気中にダニの死骸や微生物などが浮遊していることが原因です。
また、食中毒のリスクも非常に高まります。
不衛生な環境で食品を食べるわけですから、手から食品にウイルスが移り、食品が口の中に入ることで食中毒を引き起こします。
他にも、怪我のリスクや害虫に刺されるといった健康被害の可能性も高まります。
②火災のリスク
ゴミ屋敷ということは、「燃える物が山ほどある」ということでもあります。
それゆえに、もしもタバコの不始末などのきっかけ(放火といった可能性もある)で火災が発生すれば、たちまち大火災に発展してしまいます。
自宅が火災になるだけでなく、火力が強いため近隣住宅に燃え移る可能性も極めて高まります。
ネズミが電気ケーブルをかじることで火災が発生することもあるようです。
③近隣住民との関係悪化
一般的な人からすると、隣にゴミ屋敷があったならば、不安や怒りといった感情が芽生えるはずです。
実際に悪臭で困ったり、害虫が自分の自宅まで進入してきたりと実害も増えていくでしょうし、「火災が起きたらどうしよう」といった不安も大きくなるはずです。
当然のことながら、笑顔で挨拶をするような良好な関係性が築けるわけありませんよね。
関係悪化によりその地域において浮いた存在となり、好奇の目で見られるようになってしまうことでしょう。
④風水的にも良くない
風水を信じない人もいるかと思いますが、綺麗な部屋の方が金運は良くなると昔からいわれています。
実際に金銭的に他者よりも恵まれている人は、整理整頓に対する意識が高いのも事実です。
「脳は秩序を好む」とされているため、整理整頓された家に住んでいる人は仕事のパフォーマンスも必然的に上がるからかもしれません。
ゴミ屋敷に住んでいては風水的にも良い環境ではないですし、秩序とは程通り環境ですから仕事で良いパフォーマンスを発揮することもできないでしょう。
まとめ
今回は、「ゴミ屋敷の定義と問題点」について解説してきました。
ここで挙げたように、ゴミ屋敷には深刻な問題点がいくつも起こってしまいます。
ぜひそうした状況で「改善しなければ」と感じているのであれば、ANOKに片付けを依頼してみてはいかがでしょうか?